「ゆるエコ」自然派生活術  料理・健康コラム


2008年12月24日

いろんな味が手作りで楽しめる お手軽シードスナック

【天然の(?!)クリスマスツリー】

カナダは北国だから雪に強いと思われるでしょうが、ここバンクーバーの冬は雨ばかりで、雪はめったに積もりません。今週は珍しく10センチも積もったので、道路で立ち往生する車が多数道をふさいでニュースになっています。雪が続くと車が出せず買い物にも行けないので、とうとう子供のおやつも底をついてしまいました。マフィンやクッキーもいいけれど甘い味が続くと飽きてしまって、おかきやおせんべいのようなしょうゆ味が恋しくなります。

【カボチャの生の種】

なんかないかなーと食料棚を探っていたら、目についたのがカボチャとヒマワリの生の種。以前ベーキングに使って余ったのを保存瓶に入れておいたもので、冷蔵庫には松の実も少し残っていました。さっそくカップに3種類の種を合わせて、しょうゆを少し振り混ぜオーブンで乾かしてみたら、香ばしいシードスナックがあっという間にできあがりました。

【ヒマワリの生の種】

しょうゆだけでなく、みりんも少し振ると香りがさらによくなります。しょうゆと黒砂糖(スカナット)を振り混ぜたら甘辛スナックになり子供たちに大人気。それにおろしショウガを少量加えて乾かしたら、グッと大人の味になりました。

【松の実】

味付けを、黒砂糖+シナモンにするとハーブティーのお茶請けにぴったりです。天然塩+黒砂糖は、ビールのおつまみに最適。天然塩+ガーリックパウダー+チリペッパーも食べ出したら止まらない美味しさ。ドライな調味料をからめるときは、種を洗って湿らせてから調味するとしっかり味が付きます。調味料はどれもほんの少しでいいのですが、うっかり味が濃くなってしまっても、まだ味付けしていない種を混ぜれば全体の味の濃さが加減できます。

【3種の種を混ぜてロースト】

カボチャやヒマワリの種、松の実などは生でも食べられるので、炒るのではなく乾かす程度で。オーブンなら低温の120℃で5分間ほど。少量ならオーブントースターでも大丈夫。こんがりローストすると香りは立ちますが、種に含まれる脂肪分が酸化してしまい味が落ちやすくなります。まとめて作るよりは、その日の気分で味付けして、毎回食べきれるくらい少しずつ作るのがおすすめ。

【お手軽!ミックスシードスナック】

カボチャの種はビタミンやミネラルが豊富で、なかでも鉄分と亜鉛は貧血や味覚障害の予防にいいとか。漢方では昔から虫下しの薬としても利用されていたようです。ヒマワリの種には美肌成分といわれるビタミンEや、免疫力を高め貧血を予防する葉酸が多く含まれています。松の実にも動脈硬化を予防する不飽和脂肪酸がたっぷりなので、シードスナックは美容と健康にいいおやつのようです。

【チリ風味のカボチャの種。】

レーズンやクコの実、乾燥ブルーベリーやクランベリー、マンゴなどのドライフルーツを混ぜると彩りがよくなり、いろんな味のものを小さな器に並べれば、ちょっとおしゃれなおつまみになりますね。今からならクリスマスパーティーや新年のお祝いに出してもいいし、瓶詰めにしてリボンをかければ手作りのプレゼントにもなりそう。しんしんと降り積もる雪景色を眺めながら、今度は何味にしようかなと考える日々です。


 

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ボブとアンジー

石川まりこ

海外添乗員や商社員をしたのち、1992年3月カナダのバンクーバーに移住。 子育て中に病に倒れてから、食や健康、環境について興味を持ち始める。 体質改善のため厳格な有機玄米正食をしていた時期もあるが、現在はかなりお気楽な「なんちゃってベジ」で「ゆるエコ」派。