ルーマニアで買った「ローストポーク用ミックススパイス」

今回はルーマニアのスーパーで買ってきた調味料の再現に挑戦します。
家庭料理が好きな私は,旅先で市場やスーパーマーケットの見物によく出かけます。地元の日常的な食や生活が見えてくる風景はなかなか飽きず,ついつい観光地よりも長い時間を過ごしてしまいます。日本では見かけないような珍しい食材や面白いデザインの品物も多く,お土産探しにもいいのではないでしょうか。
ルーマニアに心惹かれるようになったきっかけは,トニー・ガトリフ監督『ラッチョ・ドローム』という映画を観てロマ(ジプシー)の音楽を好きになったことです。熱が高まったのはちょうどレゴランド・ドイツがオープンした2002年,これはついでに行けるなと考え,レゴランド・ドイツからハンガリーのブダペスト,そしてルーマニアを周遊,ブルガリアのソフィアを経由して帰国するコースで旅しました。

ルーマニアでは世界遺産の修道院やドラキュラ伝説の城を巡りました。国鉄の切符が手書きで発券される・駅前に馬車が走っている・車道を牛の群れが横切るなどなど,とてものどかな農村風景がひろがっていました。

地方だけでなく,首都のブカレストでも馬車が走っているのをみかけました(写真は道路に立っていた馬車を示す標識,よくわかりませんが馬車通行可という意味?)。
このように農業国だけあって農畜産物がおいしく,スパイス・ハーブ使いがいい具合に効いた肉料理が印象に残りました。それならば市販のスパイス類も美味しいはずと,ブカレストでスーパーマーケットを見物。
言葉は話せなくてもこんにちは・ありがとう,そして食に関する単語は覚える主義の私,陳列棚で目についたPorc=豚という表示に目を引かれてこの瓶を手に取りました。

ラベル表には"Porc / Amestec de condimente pentru friptura de"とあります。英語では"Pork / Mixture of spice for roaste of"という意味になります。
もう使い切ってしまいましたが,豚肉にふりかけてローストポークなどをつくるととても美味しくでき上がるので,いつか再現したいと企んでいました。さてラベルの成分表示をみながらルーマニア語-英語のオンライン辞書で調べてみると…piper=胡椒,sare=塩,usturoi=にんにく,chimen=キャラウェイ,coriandru=コリアンダー,boia=パプリカ。どれも日本で簡単に入手できる素材,あとは記憶を頼りに再現です。

●材料
・岩塩・・・・・・・・・・・・・小さじ2
・ガーリックチップ・・・・小さじ2
・黒胡椒ホール・・・・・・小さじ2
・キャラウェイシード・・・小さじ2
・コリアンダーシード・・・小さじ2
・パプリカ粉末・・・・・・・小さじ2
写真は上から時計回りに岩塩,ガーリックチップ,黒胡椒ホール,キャラウェイシード,コリアンダーシード,真ん中がパプリカです。
●つくりかた
・スパイス類をすべてミルにいれて挽く,以上!

見た目・香り・味ともに記憶どおり,これなら豚肉を美味しく味付けできそうです。
※ミルが無い場合や面倒な場合は,最初から粉末になっているスパイスを使ってもいいと思います。
※岩塩を除いておくと用途によって塩分調整がしやすくなります。
この旅では,知人からの「東欧の岩塩を買ってきて欲しい」というリクエストに,ブルガリアはソフィアのスーパーで岩塩を2kgも買ってしまいました。他にも調子に乗っていろいろ手を出したので,ブルガリア出国からロンドンでのトランジットにかけて荷物が重い重い!大変な思いをしました。私だけかもしれませんけどスーパーには要注意です。
今回は料理レシピというには物足りませんが,次回はこのミックススパイスを使った豚肉料理をご紹介したいと思います。
投稿日:2007年09月14日




