料理レシピ/ボブとアンジーブログ 旅とレシピと太五郎〜ヨーロッパの家庭料理レシピ〜

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2007年11月05日

スウェーデンの「ヤンソンの誘惑」


【デンマーク,レゴランド ビルンにて】

今回は旅したことのないスウェーデンの料理なので,冒頭には1999年にレゴランドに行ったときに見たスウェーデンの写真を使ってみました。イェータ運河沿いにあるホテルをレゴでつくったものです。リンク先のホテルの写真をみるとそっくりな風景です。このときはデンマークとノルウェーを行き,スウェーデンはコペンハーゲンーオスロ間の夜行列車で通過しただけでした。

私がヨーロッパとその料理に興味を持ち始めたきっかけの一つに,学生時代の恩師の影響があります。先生はよく自宅に学生たちを招いて,奥様の手によるイタリア料理などを振る舞ってくれていました。あるときスウェーデンからの来客があり,歓迎のホームパーティが開かれ,そこではじめて「ヤンソンの誘惑」という料理を知りました。先生の奥様が来客の方から教えてもらったというレシピは実にシンプルなのにとても美味しく,なるほど名前の由来となったらしい「菜食主義のヤンソンさんですら誘惑に勝てなかった」ことに納得がいきました。パーティでは料理だけでなく,アクアヴィットというウォッカのような蒸留酒を歌を歌って一気飲みする習慣まで真似したので大変でした。

さて「ヤンソンの誘惑」,要はアンチョビ味のジャガイモとタマネギのグラタンです。本場ではAbbaのアンチョビを使うことが味の秘訣らしいですけど,日本で取り扱っているところを未だに見たことがなく,食べたことがありません。IKEAに期待していたんですが,残念ながら売っていませんでした。今回は見栄を張ってイナウディのアンチョビを使いました(普段はもっと安いアンチョビで作っています)。


●材料(4-5人分)
・じゃがいも 800g
・タマネギ 400g
・生クリーム 400ml
・アンチョビ 10枚くらい
・バター 適量

●作り方
(1)
・ジャガイモは皮をむいて拍子木切りにし,水にさらしておきます
・タマネギはくし形切りにします
・耐熱皿にバターをうすく塗っておきます


(2)
・耐熱皿に,水を切ったジャガイモを半量くらい並べ,その上にタマネギを並べます
・タマネギの上にアンチョビをのせて,残りのジャガイモを並べます
・アンチョビが漬かっていたオイルと生クリームをまんべんなく注ぎます

(3)
・予熱をしておいたオーブンに(2)を入れ,200度で30分から40分程度焼きます
・適度に焦げ目がついたら出来上がりです


この量で塩味は充分だと思いますが,使うアンチョビによってお好みで塩を加えて味を調えてください。タマネギの甘みとアンチョビの塩味がとけて煮詰まった生クリームのソースが美味しいので,パンと一緒に食べました。サラダは柚子の果汁とオリーブオイルに白胡椒のドレッシングに,レタスをちぎってスモークサーモンと和えたもの。なんちゃって北欧風です。日に日に冷えてきました,こういう熱々の料理が恋しくなってきます。


デンマーク・ノルウェー旅行のこぼれ話を。コペンハーゲンからオスロに向かう夜行列車は,デンマークのエルシノアーとスウェーデンのヘルシンボリとの間にある海峡を,フェリーに乗って渡ります。このことを知らずに乗車していた私は,夜中に列車が前進・後退を繰り返してガタガタガタガタしていたのを不思議に思って,落ち着いてから車外に出てみました。すると車両がフェリーに積まれている!フェリーのデッキから撮ったのがこの写真です。鉄道車両航送というそうです。

今ではオーレスン海峡はトンネルと橋でつながれ,航送なしで渡ることができるので貴重な体験でした。コペンハーゲンとドイツのハンブルクとを結ぶ列車では,今でも航送が行われているらしいです。体験してみたい方は是非。

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ブロガー太五郎

●太五郎(だいごろう)
お料理大好き30代日本男児。旅で食べ回り、家でも男の料理を楽しむ。日本の家庭料理(煮物や洋食等々いわゆるお母さん的なもの)やヨーロッパのローカルな家庭料理(特にポルトガルやギリシア料理が好き)が得意!

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