料理レシピ/ボブとアンジーブログ 旅とレシピと太五郎〜ヨーロッパの家庭料理レシピ〜

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ポルトガル料理

ポルトガルの鴨ご飯「アローシュ・デ・パト」


【左:ポルトの石畳,右:リスボンでみかけた石畳並べ作業】

ポルトガルの2回目もアローシュ(米),タコに続き鴨です。

最初の旅でポルトガルに惚れ込んだことは書きましたが,中でも印象的だったことが2つあります。ひとつは冒頭の写真右の風景。ポルトガルでは写真左のようにカルサーダスという石畳が施されている通りや広場をよくみかけます。白と黒2色の5センチ四方くらいの石のブロックを敷き詰め,さまざまな模様や紋章が綺麗なモザイクで表現されています。

もちろん手作業で敷かれていることは想像できましたが、おじさんたちがひとつひとつブロックを並べている様子を目にすると,のんびりとした時間を感じながらも、伝統が大切に守られていることが伝わってきました。このときは電気だかの工事のようで,その度にはがしては敷きなおしているようです。


もうひとつは路面電車に乗っていたときのこと。乗っていた電車が途中停車し,時折警笛を鳴らしながら数分間も止まっています。何かと思っていると,どうやら路上駐車している車が進路を妨害している様子。すると、ふと1人の男性が車内に声をかけます,車を避けるから何人か来てくれと。楽しそうなので立候補し、数名で車のリアバンパーに手をかけて持ち上げ、横にずらしました。こうして無事,電車は走り出しました。

さて,今回の料理は「鴨の炊き込み焼きご飯」といった風情のもの。タコご飯同様に鍋で炊きますが,炊飯器でも作ることが出来ると思います。本来は鴨は丸ごと1羽とドライチョリソが使われます。処理も入手も少々大変ですから,鴨は切り身を,チョリソの代わりにデパ地下で買ってきたサラミの詰め合わせパックを用いました。


●材料(4-5人分)
・鴨肉 400g
・サラミ 100g
・白米 4合
・タマネギ 中1個
・卵黄 1個分
・オリーブオイル 適量
・塩 適量
・黒胡椒 適量

●作り方
(1)
・鴨肉は一口大に切ります
・サラミは飾り付けに使う6-7枚を残して,1.5cm角くらいに刻みます
・タマネギはみじん切りにします


(2)
・鍋にオリーブオイルをひき,タマネギが透き通るまで炒めます
・次に鴨肉を加え,表面が色づく程度に炒めます
・刻んだサラミを加え,ひたひたになるくらいの水を加えます
・塩胡椒をふたつまみ分ほど加えて,中火で20分ほど煮ます


(3)
・(2)をザルなどで漉して,煮汁と具材をわけます
・煮汁は粗熱をとってから冷蔵庫または氷せんで冷やします
・冷えると脂が固まって浮くので好みに合わせて煮汁から取り除きます(私はほとんど除けてしまいます)

(4)
・鍋に白米を入れ,(3)で脂を除いた煮汁に水を足して合計870mlの量にしたものを加えます
・蓋をして強火にかけ沸騰させます
・沸騰したら弱火にして15分ほど炊きます

(5)
・炊きあがったご飯は蒸さずに半分量ほどを別の器に取ります
・残りの半分量に(3)でわけておいた具材を混ぜ,耐熱皿に入れます
・上から取っておいた半分量のご飯をかぶせます
・表面に少量の水で溶いた卵黄を刷毛で塗り,飾り付け用のサラミを載せます

(6)
・予熱しておいたオーブンに(5)を入れ,200度で20分程度焼きます
・表面に焦げ目がついてサラミがカリッとしたら出来上がりです


レシピでは耐熱皿と書きましたが,ここではご飯を炊くときに使った鍋をそのまま使ってオーブンで焼きました。私はStaubのオーバル鍋を使っています,普段の煮炊きはもちろんオーブンでもそのまま使えてとても便利ですよ。セロリを刻んで市販のごまドレッシングで和えたものに豆腐をのせたサラダをつくって添えました。

自動車を持ち上げたとき,フンッと力を入れた拍子にズボンのお尻から股にかけての部分がビリッと破れてしまいました(まさにコントか漫画のように)。まずはお尻をキュッと閉じてペンギン歩きで宿まで辿り着き,手元にあったテープで応急処置。翌日,洋服店に行ったものの,なかなか手頃なズボンが見つかりません。帰国まであと1日ですし,仕方なく家庭用品のデパートみたいなところでガムテープを購入し,しっかりとテーピングをしてその場をしのぎました。

こんな出来事もポルトガルをより想い出深い場所にしてくれました。トラブルさえも楽しんでしまうことは,私流・旅の秘訣です。

投稿日:2007年11月15日


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●太五郎(だいごろう)
お料理大好き30代日本男児。旅で食べ回り、家でも男の料理を楽しむ。日本の家庭料理(煮物や洋食等々いわゆるお母さん的なもの)やヨーロッパのローカルな家庭料理(特にポルトガルやギリシア料理が好き)が得意!

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